建築屋がとおる

建築あれこれ

仕事で携わる建築についてちょいと話してみようかと思います。

と、言っても何も堅苦しい話をするつもりもなく、普段の仕事での出来事とか、ちょっと発見したコツとか、失敗の話とか、ちょっぴりの愚痴なんかを話しつつ(笑)、同業の方や逆にお客さん的な立場の方なんかと語り合えればと言った趣旨です。

現場監督、やってます

私の仕事は建築現場の現場監督です。

と言うと大きな現場の所長さん的なイメージかと思われますが、もちろんそんな時もありますが、私の勤める会社では大きな現場はそれほど無いので、時には住宅建築の管理をしていたり、また時には複数の小工事を管理したりする感じです。

もっと言うと、小工事なんかはお客さんの要望を聞いて、見積作って、契約して、工事管理して、請求書出して…というように営業さん的な仕事もこなしたりもします。

会社からは「オールマイティカード」などとノせられていますが、まぁ何でも屋です。

一応、一級建築士と一級建築施工管理技士という資格も持っていて、時には公共工事なんかも受け持ったりもしてます。

建築士だったらこれぐらいわかるでしょ問題

一級建築士は持っていますが、かれこれ10年前に取得した資格なわけで…

設計業務に携わっているわけではないので、法規とかわからないことも多々あるわけです。

しれっと法改正もしてますしね。

とは言っても、施工に関しては自分なりに深堀して知識を高めている自負はあるので、「私、ペーパー建築士なんです。」なんてことは微塵も思っていません。

この一級建築士という資格名が名刺に書いてあるのですが、これを見た人たちの反応も多様で…

ある時は手摺を付けたいというお宅に伺った時に…

ウチって地震が来たとき大丈夫だと思います?

⇒玄関入っただけなので…あと構造計算とか出来ないのでわかりません。(心の声)

またある時は小工事に出向いた社会福祉法人で

これって、社会福祉法的によかったっけ?

⇒社会福祉法の存在すら認識していません。(心の声)

極めつけは初見の営業マンに

おぉっ!! 素晴らしいっ!! 実は頭がいいんですね~!!

⇒いや、頭悪そうに見えたんかい!!(これだけはマジツッコみ)

まぁ、今となっては、そんな反応も楽しんでいる感じです。

ちょっとかじったお客さんに押し切られる問題

時には「オレも昔、建築系の仕事していたんだよ」的なお客さんに遭遇することもあります。

そんなお客さんから~「今度増築したいのだけど」みたいな話を頂いたのですが…

まず本体の既存建物も、構造的に現行の法に適合する必要がある旨を伝えると…

じゃ別棟で建ててよ。

たしか、法的には本体と3センチ離せばOKじゃん?

3センチ離せばOK??? そんな法律あるか??? と思いつつ…

「まず3センチの隙間では外壁が張れません。

 そもそも3センチなんて繋げる事が前提みたいなもので行政でOK出ないと思いますけど…」

外壁なんて張ってなくてもいいって。

とりあえず設計さんに聞いてみてよ。

外壁なんて張ってなくてもいいって… もう繋げる気満々じゃん… やや呆れつつ…

「…はぁ。」

ここで強く出ると、ろくなことがないと判断して帰って設計から改めて返答して貰うことに…

結局、設計の方でやんわりと断ってもらいました。

ここまで来ると厄介以外の何物でもないですよね。

ってか、「3センチ離せば大丈夫って、何法の何条???」と小一時間問い詰めたい。

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